ジャック・カロ―リアリズムと奇想の劇場展 レクチャー・コンサート
「ハープによる奇想の劇場」
「ハープによる奇想の劇場」
日時:
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2014年5月22日(木)18:00~20:00(開場 17:30)
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企画・構成:
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瀧井敬子(くらしき作陽大学特任教授)
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演奏:
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景山梨乃(ハーピスト)
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作曲:
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徳山美奈子
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場所:
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国立西洋美術館企画展会場ロビー(地下2階)
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定員:
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100名
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チケット:
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1500円(税込)全席自由
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詳細はこちら
現在国立西洋美術館で行われているカロ展に合わせて、レクチャーコンサートという形で演奏させて頂きます。
カロの絵のように、少しグロテスクで奇怪な曲を中心にプログラムを組んでみました。
またカロは連作を多く残し、数枚の絵が一つの物語を作るというところから、コンサートのプログラムも一曲一曲としてだけではなく、最初の曲から最後の曲までがまるで一つの物語またはある一日の話であるかのように組んでいます。
一つのテーマからプログラムを組むということはよくあるのですが、それ自体で一つの物になるという形は初めての挑戦で、聴いて下さる方々がどのように感じられるのか、私もわくわくしています。
プログラムは以下のようになっています。
徳山美奈子:ジャック・カロの謎の微笑み
マルセル・トゥルニエ:朝に
ジャン・クラ:二つの即興曲
アンリエット・ルニエ:小鬼の踊り
アンリエット・ルニエ:伝説~ルコント・ド・リール
アンリエット・ルニエ:伝説~ルコント・ド・リール
マヌエル・デ・ファリャ:スペイン舞曲第1番
マリウス・コンスタン:ハルパリュケ
フランツ・リスト:夜鳴き鶯
アンリエット・ルニエ:黙想
(曲目は若干変更する場合があります。ご了承下さい。)
このコンサートのためにピアノ曲「ムジカ・ナラ」やハープ曲「オリエンタル・ガーデン」で有名な徳山美奈子さんが新曲を書いて下さりました。
こちらももちろんカロを題材にしたもので、ハープの現代奏法などによりまるで絵の登場人物が動き出すかのように表現されており、とても面白くなりそうです。
私にとっても色々と初挑戦なこのコンサート、お時間が許されましたら是非足を運んで頂けたら嬉しいです。
最後に先月訪れたパリの夕焼けのセーヌ川と、同じくパリのデパートで見つけた謎の生きビール(注:「生ビール」ではなく「生きビール」)。意外と美味しかったです。